NISAでETFと投資信託どっちがいい?選び方3選

投資信託とETFを比較する男女のイラスト(投資信託は棒グラフ、ETFは折れ線グラフ)
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はじめに

これから投資を始めようと考えている方にとって、NISAでの商品選びは非常に悩ましい問題です。投資信託とETFはどちらも魅力的な選択肢ですが、「どちらを選べばよいのか?」という疑問を抱える初心者の方も多いでしょう。

最初に知っておきたい結論
初心者には投資信託を選ぶことを勧めます。
 投資信託は運用を専門家に任せられるため、リスクを抑えながら資産形成を始めることができます。
一方、
・投資経験を積んで、個別株を始めてみようと思っている方にはETFを勧めます。
 ETFは取引の柔軟性が高く、指値注文などが可能なため、市場の動きに応じた積極的な運用ができます。

この記事では、投資信託(投信)とETF(上場投資信託)の違いについて、私の実体験を交えながら解説し、初心者に最適な選び方をお伝えします。私の投資信託での実績と、ETFの学びを通じて、どちらが自分に適しているかを一緒に見極めていきましょう。


目次

投資信託とETFの違いとは?基本と比較

投資信託とETFはどちらも「複数の資産に分散投資できる商品」ですが、仕組みや運用方法には大きな違いがあります。

投資信託は、証券会社などを通じて申し込み、1日に1回算出される基準価額(終値)で取引されます。私自身、11年間にわたってインデックスファンドを中心に運用しており、年平均利回りは7.1%(2025年6月末時点)です。

一方、ETF(上場投資信託)は株式と同様、証券取引所でリアルタイムに売買されます。私も最近ETFの運用を始め、2ヶ月前に購入したETF(銀行業を対象とする銘柄)は、3.05%の含み益を記録しています(2025年7月4日現在)。


📊 投資信託とETFのメリット・デメリット比較表

以下に、投資信託(インデックスファンド)とETF(上場投資信託)との違いを、特徴ごとに表形式でまとめました。違いを視覚的に把握することで、自分に合った投資商品を選びやすくなります。

項目投資信託(インデックス型)ETF(上場投資信託)
購入方法証券会社を通じて、1日1回の基準価額で購入株式と同様に市場でリアルタイム取引
再投資の自動化分配金を自動で再投資可能(一部対応外あり)分配金の自動再投資は不可。再投資したい場合は、同じ銘柄を手動で買い直す必要あり
取引の柔軟性売買タイミングは自由に選べない指値・成行注文でタイミングを選べる
コスト信託報酬が低め。ノーロード商品も多い信託報酬はさらに低水準。売買手数料無料の証券会社も
初心者向きか長期積立に適しており、初心者にも安心株式と似た取引方法のため、多少の慣れが必要
その他少額からの積立設定が容易約定価格が明確で、透明性が高い

投資信託とETFの選び方:私の見解

選び方1:リスクを分散してコツコツ積み立てたい人には投資信託

📊
投資信託は、自動積立投資を利用できるため、長期的にコツコツと資産を増やしたい人に向いています。特にインデックスファンドを選べば、市場全体に投資でき、リスク分散も自然に行えます。初心者にとっては、運用を専門家に任せながら安定して資産形成を進めることができます。


選び方2:市場の動きに即座に対応したい人にはETF

📈
ETFは、リアルタイムで市場の動きに応じて売買が可能です。市場の変動に迅速に反応したい方にとっては、ETFが優れた選択肢となります。さらに、ETFは分散投資ができるため、個別株よりもリスクが低く、初心者でも比較的安心して投資を始められます。


選び方3:将来的に個別株にも挑戦したい人にはETF

🔑
将来的に個別株にも挑戦したいと考えている方は、まずETFで取引に慣れるのも良い方法です。ETFは指値注文が可能で、株式市場と同じような取引方法を体験することができます。ETFを通じて、株式の売買や市場の動きに慣れることが、個別株投資にスムーズに移行する助けとなります。


ETFは投資信託より個別株に近い? ──私の実感

私自身がETFを運用してみて感じたのは、「これは投資信託というより、むしろ個別株に近い」ということでした。

具体的には、指値注文ができたり、リアルタイムで売買ができる点、分配金が自動再投資されない点などがそれに当たります。

さらに、新NISAの制度でも、ETFは「成長投資枠」に分類されており、個別株と同じ枠で扱われています。一方、投資信託(特にインデックスファンド)は「つみたて投資枠」に含まれており、こちらはより“初心者向け”の仕組みとなっています。

この制度の分類自体も、ETFが個別株に近いという私の実感を裏づけているように感じます。

加えて、私はSBI証券の株アプリを使って個別株の売買を行っていますが、ETFはそのアプリ内で保有銘柄として表示され、売買指示も可能です。
一方、投資信託は同じアプリ内では表示も取引もできず、別の画面に切り替える必要があります。こうした操作性の違いも、ETFが投資信託より「株式に近い」と感じる理由のひとつです。

こうした特徴は、投資初心者が最初に感じる「難しさ」にもつながりますが、逆に言えば、将来的に個別株に挑戦してみたいという方にとって、ETFは良いステップになると感じました。


まとめ

新NISAで投資信託やETFを選ぶ際、初心者の方は投資信託を最初に選ぶことがオススメです。運用を専門家に任せられるため、安心してスタートできます。

一方で、ある程度の投資経験があり、「そろそろ個別株にも挑戦してみたい」と感じている方にはETFをおすすめします。
ETFは取引の柔軟性が高く、リアルタイムでの売買や指値注文が可能なため、市場の動きを見ながら自分で判断したい方にとっては、大きな武器になります。

私は投資信託を11年間運用し、安定的に資産を増やしてきましたが、ETFも少しずつ学びながら運用しています。これから投資を始める方も、少額から始めて、慎重に運用していくことが大切です。


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投資は不安を乗り越える第一歩

投資信託とETFの違いを学ぶことは、単なる知識の獲得だけでなく、不安を乗り越えるための第一歩でもあります。最初の選択が大きな意味を持つことに気づくでしょう。

投資信託とETFを選ぶことは、将来の安心に向けた最初のステップです。自分にとって最適な選択を一緒に学びながら進めていきましょう。

💡 投資信託やETFについて、さらに詳しく学びたい方は、他の記事もチェックしてみてください。


免責事項

本記事は、私の個人的な投資経験に基づく見解を元に執筆していますが、投資は元本保証のないリスクを伴う行為です。最終的な投資判断は自己責任で行ってください。また、投資に関する詳細なアドバイスを受けるためには、専門家に相談することをお勧めします。

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