NISAはいくら?月1万円と3万円で未来はこう変わる

NISAで毎月1万円と3万円を積み立てた場合の将来資産シミュレーションを解説するブログのアイキャッチ画像
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「NISAを始めたいけれど、毎月いくら積み立てるべきなのかが分からない」
そんなふうに悩んでいませんか?

少額でも始められるのがNISAの魅力ですが、積立額によって、将来、手にできる金額は大きく変わります
この記事では、月1万円・3万円・5万円を積み立てた場合の将来資産を年利3%と5%でシミュレーションし、
どれくらい差が出るのかをわかりやすく可視化します。

結論
月2万円の差でも、40年後には数千万円の違いになる可能性があります。

「まずは始める」も大事ですが、「いくら積み立てるか」も立派な戦略です。
自分にとって納得感のある金額を考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。


目次

月1万円と3万円の違いは?未来がこう変わる

月2万円の差が、40年後には約4,000万円の差に?

「NISAって、毎月いくら積み立てればいいの?」
この疑問に対して、明確なヒントをくれるのが将来資産のシミュレーションです。

ここでは、もっともシンプルで比較しやすいケースとして、
月1万円と3万円を年利5%で運用した場合の20年後と40年後の資産額を試算しました。
(※将来の収益は確定されたものではなく、元本割れリスクもあります)

たとえば、月1万円を20年間積み立てた場合の評価額は約413万円
これに対し、月3万円を40年積み立てた場合は約4,597万円にのぼります。

月2万円の差が、40年後には約4,000万円を超える差になる可能性もあるのです。

これは、単なる貯金ではなく“投資の複利効果”が生み出す未来です。


📊 年利5%で積立した場合(シンプル比較)

毎月積立額20年後40年後
10,000円約413万円約1,532万円
30,000円約1,238万円約4,597万円

🔍 ちなみに、より保守的に見積もった年利3%の場合や、月5万円を積み立てた場合のシミュレーションもあります。
「自分のペースで投資したい」という方は、以下の参考表もぜひご覧ください。

📊 年利3%で積立した場合の将来評価額

毎月積立額20年後30年後40年後
10,000円約329万円約584万円約928万円
30,000円約987万円約1,753万円約2,785万円
50,000円約1,646万円約2,921万円約4,642万円

年利3%は、想定インフレ率より少し高めですが、資産運用としては「やや保守的」な想定です。


📊 年利5%で積立した場合の将来評価額

毎月積立額20年後30年後40年後
10,000円約413万円約836万円約1,532万円
30,000円約1,238万円約2,507万円約4,597万円
50,000円約2,064万円約4,179万円約7,662万円

年利5%は、過去の世界株式やバランス型投資信託の平均的なリターンを基にした目安です。


それで老後はいくら使える?教育資金には足りる?

シミュレーションで将来の評価額を確認したら、
「そのお金で実際にどんな暮らしができるのか?」が気になりますよね。

ここでは、老後資金教育資金という2つの具体的な目的に対して、
どのくらいの金額が必要になるのかを見ていきましょう。


🧓 老後資金の場合:65歳で受け取り開始として…

たとえば、25歳から40年間、月3万円を積み立てた場合、
年利5%で運用できれば評価額は約4,597万円になります(前章のシミュレーションより)。

これを65歳から85歳までの20年間で使うと仮定すると…

  • 4,597万円 ÷ 20年 = 年間 約230万円
  • 月に換算すると:約19.2万円

つまり、NISAだけで月19万円以上の生活費をまかなえる計算になります。

もちろん、これは「取り崩しながら生活する」前提なので、
公的年金と組み合わせれば、かなり余裕のある老後を描くことができます。

また、運用しながら取り崩すと、月々に使えるお金はもう少し増えます。
(取り崩すときの運用利回りは、年1~3%程度くらいに下げてリスクを抑えるのが一般的です。)


🎓 教育資金の場合:大学の学費に備えるなら…

お子さんの大学進学に備える場合、「4年間でいくらかかるか」は重要な指標です。
2024年の統計データによると、東京都での大学学費(授業料+入学金)の目安は次のとおりです:

大学の種類学部授業料(年額)入学金(初年度)4年間の学費総額(概算)
国立大学法文経系559,388円282,000円約252万円
国立大学理工系566,299円282,000円約255万円
私立大学法文経系840,947円223,056円約359万円
私立大学理工系1,231,588円255,036円約518万円
📌 出典:総務省「小売物価統計調査(動向編)」2024年 大学・専修学校授業料等 - 都道府県より
4年間の学費総額は筆者計算

教育資金の原資として、実感を持ちやすい例は、児童手当を投資に回す方法です。
子どもの年齢や人数によって給付額は異なりますが、わかりやすく「月1万円」を年利5%で18年間積み立てると、約350万円(※)になります。

これだけで、私立理系を除くほとんどの進学パターンに対応可能な水準になります。
実際に私もこの方法を実践してきました。

※参考:月1万円×18年=元本216万円+複利効果(年利5%)

目的が明確になれば、必要な金額もおのずと見えてきます。
「将来どんな選択肢を用意してあげたいか」──そこから逆算することで、今すべきことがはっきりしてきます。


積立額はどう決める?ムリなく続けるコツ

「毎月いくら積み立てればいいんだろう…」
多くの人が悩むこの問いに対して、大切なのは“ムリのない金額で始めること”です。

たとえば、毎月3万円を投資に回そうとして生活がカツカツになってしまうと、いずれ積立を止めたくなるかもしれません。
逆に、月1万円でも「続けられる仕組み」を整えることができれば、それは立派な第一歩です。


🔁 生活費に含めず、“固定費”として先取りする

私自身が実践してきた方法は、「投資額は固定費として扱う」という考え方です。
たとえば、以下のような仕組みにしていました:

  • 毎月21日(給与日)に、銀行口座から証券口座へ自動で資金を移す
  • 毎月27日に、投資信託の自動積立を設定

このように、あらかじめ生活費から切り離す仕組みを作ることで、「残ったら投資する」ではなく「投資した残りで生活する」スタイルに自然と慣れていきました。


🔧 仕組み化すれば、感情に左右されない

積立投資は、一度仕組みを作ればあとは淡々と続けるだけ
「今月はちょっと節約して投資を…」などと、その都度悩む必要はありません。

ムリせず、でも確実に資産が積み上がっていく——
そんな安心感が、将来への不安を少しずつ減らしてくれるはずです。


積立額の設計と柔軟性

「毎月いくら積み立てればいいの?」という問いに、明確な“正解”はありません。

なぜなら、収入・支出・家族構成・価値観など、ライフスタイルは人それぞれだからです。

ここでは、あなたに合った積立額を決めるための3つの視点を紹介します。


🎯 目標から逆算して考える

たとえば「60歳で500万円あれば安心」といった目標があるなら、そこから逆算することで必要な積立額が見えてきます。

逆算の簡易フレーム
必要金額 ÷ 期間 ÷ 成長率調整 = 毎月の積立額

たとえば…

  • 60歳までに500万円
  • 現在40歳(残り20年)
  • 年利3%で運用

この場合、月約1.5万円の積立で到達可能です。

目標が明確になると、「自分は毎月どれだけ積み立てればよいか」の判断がスムーズになります。


🔍 今の支出からスタートする

一方で、「目標はまだ漠然としている」という人も多いでしょう。

そんなときは、今の生活の中から“ムダになっているお金”を見つけて、その分を積立に回すのがおすすめです。

たとえば…

  • 週2回のコンビニスイーツ:月2,000円
  • 使っていないサブスク:月1,000円
  • 通信費の見直し:月2,000円

これだけで、月5,000円の積立原資が確保できます。

小さな見直しが、将来大きな違いを生むのです。


💡 積立額は途中で増減しても大丈夫!

NISAの積立額は、最初に決めた金額を一生続けなければいけないわけではありません。途中で見直したり、調整したりすることができる柔軟な制度です。

たとえば、こんな場面で積立額を変える人が多いです:

  • 支出を見直して、月5,000円だけ余剰資金ができた
  • 子どもが小学校に上がり、保育料が不要になった
  • 昇給や転職などで収入がアップした
  • 一時的に出費がかさみ、積立をストップしたい

どのタイミングでも変更が可能なので、無理のない範囲で続けていくことが大切です。

ちなみに、収入アップのたびに投資額を増やす“自動振替”の仕組みを作っておくと、生活水準を変えずに着実に資産形成が進められます。

「生活にないお金」で投資する発想は、長く続けるためのコツでもあります。

「ずっと月3万円続けられるか不安…」という人も、まずは月1万円からスタートでOK!


「今」始めることが、未来を変える第一歩

積立投資は、“時間を味方につける”しくみです。
投資金額が同じでも、始めた時期によって未来の資産額は大きく変わります。

たとえば、年利5%で月1万円を積み立てた場合、20年後の資産額は約413万円ですが、30年後には約836万円、40年後には約1,532万円まで増える可能性があります。

つまり、時間をかけることが、最大の武器になるのです。

「もう少しお金に余裕ができてから始めよう」
「もうちょっと調べてからにしよう」
――そう思っている間にも、未来の資産形成のチャンスは静かに遠ざかっていきます。

積立額は途中で変更できますし、まずは月1,000円からでもOK。
小さな一歩であっても、「始めること」こそが未来を変える最初の行動です。


この記事にたどり着き、ここまで読んでくださったのも、きっと何かのご縁です。
未来を変える第一歩を、今日この瞬間から踏み出してみませんか?


無理なく続けられる「仕組み」と「考え方」、まとめました!

「月1万円か3万円か」で悩んでいた方も、この記事を通じて“未来の姿”が少し見えたのではないでしょうか。

でも、いざ始めようと思っても──

  • 何から手をつけていいかわからない…
  • 証券口座はどこで開けばいい?
  • 積立額はあとで増やせるの?

そんな疑問にお答えするために、
「支出ゼロで始める資産形成の教科書」(全14ページのPDF)をご用意しました。


💡 このPDFでわかること
✅ 投資とギャンブルの違い
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